フロアコーティングの種類を一覧で紹介。それぞれの特徴も調査しました。

フロアコーティングの種類を徹底比較!

一口にフロアコーティングと言っても、その種類は本当に様々。その違いとして分かりやすいのが、使われる樹脂によってそれぞれ特徴があること。

現在の主な種類としては、次のようなものがあります。

それぞれの耐久年数や光沢ツヤの有無、安全性、硬度などの特徴をまとめました。

ダイアコーティング

ダイアコーティングは、ミシナコーポレーションが独自に開発したものです。

大気中の水分との化学反応で、セラミックとガラスを混合した被膜を形成する技術。一般の塗料やワックスの様に液剤の塗布量に左右されることがなく、均一な強度の被膜ができる優れたフロアコーティングです。

耐久年数 最大35年間
光沢・つや 自然な光沢感
安全性 無臭・建築基準法の安全面をクリア
硬度 7~8H
主な施工会社 ミシナコーポレーション

シリコンコーティング

シリコン樹脂を使用しているので、素材への密着度が高く塗り直しもできます
耐水・耐薬品性能に優れているので、日常の汚れを落とすのも簡単です。

耐久年数 15~30年間
光沢・つや ツヤの調整はある程度可能だが、かなり高光沢
安全性 建築基準法の安全面をクリア
硬度 5H
主な施工会社 ハートフルコート

UVコーティング

特殊樹脂を紫外線照射によって焼き付けし、瞬時に塗装する種類です。

塗膜を硬くすることができ、耐摩耗性に優れ耐久性も高い
引きずり傷にも強いコーティングですが、再施工は難しい。

耐久年数 20~30年間
光沢・つや 非常に光沢感がある
安全性 建築基準法の安全面をクリア
硬度 5~7H
主な施工会社 エコプロコート
ミシナコーポレーション

ウレタンコーティング

ウレタン樹脂塗料を使用しているので、仕上がりに厚みがあり緩やかな温もりのある 光沢が得られます。

乾燥にかかる時間は約1日。摩耗に対しても高い特性があります。再施工はできません。

耐久年数 3~6年間
光沢・つや 強い光沢感はない。温もりある輝き。
安全性 安全面での基準値をクリアしていないものもあり選択の際は注意が必要
硬度 5~7H

アクリルコーティング

ソフト系のフロアコーティング技術で、短期間の使用に適しています
剥離作業や塗り直しが簡単にできるワックスコーティングです。安価なのも特徴です。

耐久年数 1~3年
光沢・つや ツヤ出しに優れていて美しい光沢が得られますが、水に弱いのが弱点
安全性 安全面での基準値をクリアしていないものもあり選択の際は注意が必要
硬度 2H

セラミックコーティング

無機化合物であるセラミック薄膜をコーティングします。

ナノコンポジットテクノロジーの応用により、フロアの表面を長期的に保護します。
施工には特殊な照射機などは使用せず自然乾燥ですので、環境にも優しいコーティングです。再施工が可能です。

耐久年数 10~20年間
光沢・つや 比較的自然な光沢
安全性 安全性は高い
硬度 7~9H

フロアコーティングの歴史を紐解く

これだけたくさんの種類があり、比較するだけでも一苦労なフロアコーティング。
どうしてこんなにも種類が増えてきたのでしょうか。その歴史を紹介しましょう。

平成12年頃 当時のコーティングと言えば、マニキュアタイプが主流でした。
それまでのワックスと違い、水拭きが可能になったことで有名になりました。
平成15年頃 次に出てきたのがシリコンタイプ
マニキュアと比べて、耐久性(除光液がこぼれても溶けないなど)を大幅に向上させました。
平成18年頃 このあたりからUVコーティングが主流になってきます。
フローリングとの密着性に優れ「10円玉で削っても剥がれない」ことが、多くの人々に受け入れられました。ですが、施工時の臭い(薬品臭)が非常に強く、集合住宅の場合はフロアコーティングの施工自体を断れるケースも。
平成23年頃 UVタイプのデメリットが騒がれ始めました。
それはスリッパ等による回転傷が出ることです。この問題を解消するために生まれたのがガラスコーティングキズに強い耐性を持ち、次世代のコーティング技術と言われていました。
ですが、ガラスタイプの欠点として、硬度が高いため被膜を厚くすると強いショック等で割れてしまうことが挙げられます(耐久性がやや低い)。そのため、アルコール等を加えて厚みを抑える工夫をしてます。また、経年劣化により黄色くなる現象も出ているようです。
~現在 これまでのコーティングの欠点を克服し、いま現在で最も高機能なのがダイアコーティングです。
ガラス+セラミック(=シリコン)を原料としていて、これまでのコーティングよりも厚い被膜が特徴。床全体に均一にコーティングされ、被膜も厚いのでそう簡単に割れない高い耐久性があります。さらに、傷も付きにくくなり劣化もほとんど無し。施工時の刺激臭もほとんど気になりません。
仕上がりの光沢はギラギラし過ぎず、自然なツヤというのも現代の要望に合っていると言えるでしょう。

ダイアコーティングの耐久性を実験!

ダイアコーティングの耐久性を試してみました。業者から素材を借りてきて、なぜか我が家の倉庫に眠っていたプロ用ハンマー(笑)で、思いっきり叩く叩く!

ダイアコーティングの耐久性を実験!

結果としては、見てわかるとおりヒビ割れどころか傷も付きませんでした。素材(床)自体は凹んじゃいましたけど...。近所から苦情があるかもしれないので、試される人は十分気をつけてやってみてくださいね(笑)。

あ、このダイアコーティングの施工ができるのは、ミシナコーポレーションだけのようですよ。